在家労働牧師を目指してー「番町出合いの家」の記録(1)「目次」

今回から掲載しておくものは、今から4年ほど前にまとめていたものです。


2007年に賀川豊彦に関する3冊目の著書となった『賀川豊彦の贈りものーいのち輝いて』(創言社)を出版したあとでした。


「はしがき」にも書いていたかと思いますが、大学での講義も定年延長もすぎて、愈々終わりが近くなり、少しでも授業の中身に生気を盛り込みたいと考えて、歩んできた道のりを整理しておりました。


今年4月からは、学生たちの前で講じることから解かれ、ふとしたきっかけから、ご覧のようなブログで、表現する楽しみを見つけることになりました。


「番町出合いの家」というブログでは日々の記録を綴り、他の三つのブログー「賀川豊彦の魅力」「滝沢克己ー新しい対話的世界」「対話の時代ー宗教・人権・部落問題」ーでは、主に手持ちの資料を整理して、今後それらを自分で検索して取り出しながら作業のできるための、下準備として、毎日セッセと作業を進めて来ています。


いずれも、誰かにおみせするためというより、日々の生活の工夫のひとつとして、楽しみつつ新しい現在を産み出すおつとめをしているというところです。


4年前、これをまとめたときは、いましているように、印刷済みのものをスキャンして張り付けるという手管も知りませんでしたから、古い資料をいちいちパソコンに打ち込んでいました。


もちろんそれが一番よいのですが、ナマケモノの私はいつもズボラになって、安易な方法に流れてしまいます・・・。


そんなわけで、今回から掲載していこうとする作品(?)は、一応すべて文字に打ち込んだものをアップしてまいります。


実際はどんなことになるのかわかりませんが、古い写真などを探し出して、適当にはめ込むなどして、自分でも少しは面白いものにして行きたいと思っています。どうなりますか。


ともあれ、今回は「目次」だけ、ということで・・・。


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       在家労働牧師を目指して
           「番町出合いの家」の記録


   はじめに
   序章 よろこびのうちに生きる(「世界政経」所収論文改題)

  第1部 助走・探求の日々
   第1章 結婚家庭と小さな家の教会(「仁保教会時代」)
      1「出合いの家」の誕生
      2 現代における教会の革新
   第2章 賀川豊彦の息吹を受けて(「神戸イエス団教会時代」)
      1 待ち望む
      2 口を閉じる
      3 牧師労働ゼミナール・準備運動
  第2部 新しい生活の中から
   第3章 働くこと・生きること(文集『解放』より)
   第4章 手づくりの『週刊・友へ』断片
      1 創刊に寄せて  
      2 自分のこととして繋がる
      3 断章「ナザレの大工・イエス
      4 独立キリスト者の誕生を!
      5 Aさんへ
      6 流れ者考
      7 おかばやしのぶやすさま 下痢を治そうよ
      8 廃刊号 
   第5章 新しい生活の模索の中で   
      1 「番町出合いの家」から
      2 石の叫び
      3 うそのドンづまりの次に来るあんたへ
   第6章 ある日の午後のこと
   第7章 神戸女学院での小話ひとつ
         ―「同和問題とわたしたち」 
   終章 キリスト教と部落解放運動(「福音と世界」所収論文)
    あとがき