『「対話の時代」のはじまりー宗教・人権・部落問題』を紹介頂いた誌紙(2)

前回は、加藤西郷先生の拙著の短い紹介記事を掲載しましたが、今回も先生が雑誌『部落』619号(1997年5月)の「本棚」で取り上げていただいたものを収めます。


加藤先生は、部落問題の解決に果たす宗教の積極的役割について関心をもたれ、早くから和歌山県吉備町のドーン計画の取り組みに注目してこられた方としても知られていますが、先生の恩師が龍谷大学の学長でもあられたの星野元豊氏で、星野氏は私の恩師・滝沢克己先生と深い繋がりがあるということなどあって、加藤先生とはずっと親しくしていただきました。


研究所で仕事をしていた時も、先生には、月刊雑誌に連載ものをたびたび無理強いして、お世話になりました。


70歳を越えてきますと、大切な恩師・先達が先立たれて、その意味での寂しさは募りますが、こうした作業を重ねながら、共に歩んできたひとつひとつのことが、新たに想起され、受け取り直されてまいります。









もうひとつは、1997年3月30日付けの「兵庫民報」の「図書紹介」の記事を掲載して置きます。