私の青春とキリスト教(『講座:青春』第4巻「青春はどこへ」所収第4回

今回もはじめに、藤原昭三先生の若き教師時代の「中学生スケッチ」の1枚を収めます。


今回の箇所では、「20世紀の代表的神学者であるカール・バルト」に言及していますが、日本の一般の読書界ではどれほどいま読まれているのでしょうか。バルトの著作は、数え切れないほどの邦訳がありますが、一般には広く注目された作品として、小塩節訳の『モーツァルト』(1984年、新教出版社)という美しい傑作があげられます。

そしてまた今回の箇所で触れている、滝沢克己先生の著書『日本人の精神構造』(1973年、講談社)も、日本において広く読者を獲得いたしました。この2冊の作品を、ここに挙げて置きます。




それでは、本稿の第4回目のところを収めます。今回も、最後のところが途中で途切れますが、次回はこの頁から始めます。