岩田さんの絵本『いのちが震えた』余録(6)<いのちが震えた:阪神大震災チャリティーコンサートIN KYOTO>

古い歴史を刻む「全国部落問題夏期講座」の初日の夕べ(1995年7月27日)に<「いのちが震えた」阪神大震災チャリティーコンサートIN KYOTO>という企画が立てられ、大勢の方々が参加して、盛り上げて下さいました。


ご存知のようにこの講座は、京都の部落問題研所の主催でした。研究所のスタッフの皆さんとは、日頃より私たちの神戸の研究所とも交流が深く、この大震災のときにも、京都のスタッフの多くが、たくさんの支援物資をリュックに担いで、長い道を歩いて、神戸の研究所まで訪ねてくださいました。あの日のことは、忘れることはありません。


加えて、このような企画を実行委員会をつくって実現してくださいました。それも、本格的な「台本」までつくり、誰でも知っているサックス奏者の古谷充さんやフォーク歌手の梅原司平さんなど加わられての催しとなりました。


京都新聞にも大きく取り上げられたり、京都のラジオ(KBSでしたか)には、ゲストになぜか私まで呼び出されたりいたしました。








あらためて、関係者の皆さんに御礼を申し上げます。


あの日のサックスもフルートも、詩の朗読も、梅原さんと一緒に歌った歌たちも、とても素晴らしく、慰められました。


当日の写真なども頂いていたはずですが、いま出来ません。