岩田さんの絵本『いのちが震えた』余録(5)山田洋次監督「寅さん」の長田ロケ


仕事場のスタッフが絵本『いのちが震えた』を、映画監督の山田洋次さんにお送りしたところ、ご丁寧に私たち夫婦宛に次のようなお葉書を届けてくださいました。(1995年5月29日付)



ちょうどその前に「長田の良さを生かした街づくり懇談会」の皆さんが、山田洋次監督作品の「寅さん」のロケ誘致を訴える手紙を、山田監督へお送りした後でもあったようで、急遽台本を変更して、10月には本当に長田ロケが始まりました。


しかもロケの場所が、震災で焼け焦げて失われた私たちの「御蔵菅原商店街」となり、あの渥美清さんがこられたのです! 


最終作となったあの「寅さん」の完成映画は、全国で正月映画として上映されましたが、私達も近くの板宿にある映画館で、あの「笑いと涙の感動巨編」を観て元気づけられました!!


次の新聞記事は、1995年8月7日付けの毎日新聞の夕刊です。


本日の別のブログ「番町出合いの家」では、記念のモニュメントの写真を収めています。



ファックス記事で判読が困難ですが、記事の最初の囲みの部分を、あらためてスキャンして入れてみます。