部落問題の対話的解決のすすめーキリスト教在家牧師の小さな模索(雑誌『部落』2000年6月号所収)(上)

今回もはじめに、藤原昭三先生の描かれたスケッチを1枚、掲載させていただきます。




本日から2回に分けて掲載する論考は、2000年6月号に、雑誌『部落』の編集部より求められて書き下ろしたものです。既にこのときから11年も経過して、国の施策も遅まきながら「部落問題から人権問題」へとシフト替えし、新しい時代を歩んでいますが、日本の宗教界はまだ、かつての部落問理解を超えられないまま、時を重ねているようです。

それはやはり、限られた情報源をもとにした、固定した見方に押し流されているからかも知れませんね。

ともあれ、神戸からの「キリスト教在家牧師の小さな模索」ということで、ご笑覧ください。
「1 お歴々を前に」「2 <三つの領域>と<基軸>」「3 開かれた対話」まで。